本作的第一和第四章是由我负责的。
这是我心中所有写过的剧本里最费神的一部。
“……因为游戏以沙漠为舞台,故事背景较少,可能会比较好写?”
事到如今我还记得,自己带着这种天真的想法开始了创作,结果真是吃尽了苦头。
对空无一物的场景进行描写,再加上两个无口角色,
这种搭配真是写得让人想死><
但因为必须要表现出世界观,
所以本作采用了大量的绘图和音乐素材,在所有猫猫社的作品里也算是最多的。
《朱》更适合做成影像类作品!
——或者反过来,说不定适合做成那种不怎么依赖画面、只使用文本和语音的作品?
《水仙(narcissu)》那种风格,大概就源于本次的经验。
◎关于内容
总之就是沙漠><
某种意义上来说是氛围型的作品,
花在音乐方面的精力是最多的。
包括游戏的同名曲《aka》。
由上松范康作曲,NANA负责演唱,
这首歌也是我在猫猫社的诸多乐曲中最喜欢的一首。
◎自我评价:以游戏监督(导演)角度
整体:55分
第一章:60分
第四章:65分
整体来讲稍有点乏味,再加上因为本作的成品效果更接近于《银色》的外传,
而这种“以玩家了解《银色》为前提的做法并不好”——事后也进行了反省。
◎自我评价:以剧本作者角度
整体:50分
第一章:50分
第四章:50分
我追求的目标,是以“情景”来表现角色心境。
不是通过直白描写心理状态的文字来直观表现高兴、悲伤、喜欢、寂寞之类的情感,而是通过淡然的情景叙述将这些心境思绪传达给读者。
从这种意义上来看,《朱 -Aka-》做得还挺差强人意。
こちらは一章・四章が担当でした。
自分の中では、最もテキスト書くのに苦労した作品です。
……舞台が砂漠ばっかりだと、背景が少なくて楽かも?
そんな甘い考えから、死ぬほど苦労したのを今でも覚えています。
何も無い場所での情景描写と、無口キャラ2人という組み合わせは、
テキスト書く側からすると、死にます><
それでも世界観を表現する必要があるので、
絵素材の多さ・楽曲の多さは、ねこねこ作品でも最多だと思います。
朱は「映像作品」向き!
もしくは逆に、ほとんど絵は出さずに、テキストと音だけが向いてたかも?
その経験?から生まれたのが、ナルキのようなスタイルだと思います。
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◎内容について
とにかく砂漠><
ある意味、雰囲気系ってのかも知れません。
最も力を入れたのは音楽でした。
タイトル名でもある「aka」という曲があります。
上松さん作曲、NANAさん歌の。
無数にあるねこねこ楽曲の中で、自分の最もお気に入りの曲です。
◎自己評価:ディレクターとして
全体:55点
一章:60点
四章:65点
全体を通して少し退屈。
それと実は「銀色」の外伝のような作りになってました。
なので銀色を知っている前提のような作りは、
あまり良くなかったと反省です。
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◎自己評価:ライターとして
全体:50点
一章:50点
四章:50点
自分が目指したいことに、
心情を「情景」で表現するというのがあります。
うれしい・悲しい・好き・寂しいとか、
心理状態を文字にするのではなくて、
淡々と情景を語るからこそ、伝わる心情がある。
そういう意味で朱は、余裕が少なかったと思います。