はじめにこの漫画を読んだのはもう何年前のことだろうか
人間を食べる巨人と戦うという荒唐無稽なアイデアだった
これじゃ落としどころに困るだろうな正直そう思っていた。
ところが作者は初期の段階からかなり構想がまとまっていたのだ。
とりあえず一段落
リンゴを食べると歯茎から 血が出ませんか
憲法九条の話だが 不戦の契りというものが登場してくる これがあるが故に巨人を発動して戦うことができないとかなんちゃらいうもので我が国の憲法九条のような 武力行使 の足枷なのだ。
もちろん それがあるから 戦争を抑止する という側面があるのも事実 なのだが
大体ウォールマリアとか主人公が住んでいる所は島だった。 壁の外側に巨人がうようよいるので簡単に海に行く事は出来なかったが この国は島国だった 。
島国といえば日本つまり作者は間違いなく 憲法9条下における 日本の状況をこの物語を通じて 描いているのだ。
そして海を隔てたところにある マーレ人が住む国これぞまさに半島や支那の 象徴 である。
この前の巻かさらにその前の巻かよく覚えていないが エレンたちが住む国 に超大型巨人と鎧の巨人がやってきた日のことが反対側の立場から描かれているこれは結構面白かった。
ちょっとネタバレになってしまうがあの巨人二人が実は子供だった というのも意外 だった。
今エレン達が やろうとしていることは憲法9条を回避しながら軍備を増強するにはどうしたらよいかということではないだろうか。